建設・工事のAI社員
最初に任せる業務のモデル事例

建設・工事の現場では、日中は現場、夕方に事務所へ戻ってから見積や請求の書類仕事、という働き方が珍しくありません。ここでは、その「戻ってからの仕事」をAI社員に任せる型をまとめます。

建設・工事でよくある困りごと

  • 見積作成が現場担当まかせになっている
    現場を知る人しか見積を作れず、その人の手が空くまで提出が遅れます。
  • 請求と入金の管理が煩雑
    工事ごと・取引先ごとに締めや条件が違い、消し込みに時間がかかります。
  • 打ち合わせの内容が記録に残らない
    現場での口頭のやり取りが記録されず、あとから「言った・言わない」になります。

最初にAI社員へ任せる業務

いきなり全部を任せるのではなく、くり返しが多く、手順が決まっている業務から移します。建設会社・工務店では、次の4つが入口になります。

任せる業務AI社員がやること
見積書のドラフト作成過去の見積と今回の条件をもとに、項目を並べたドラフトを用意します。数量と単価の確定は担当者が行います。
請求書の発行と入金の消し込み工事の進み具合に合わせて請求書の下書きを作り、入金データと突き合わせて未入金を一覧にします。
現場打ち合わせの議事録づくり録音やメモから、決まったこと・宿題・期限を整理します。
進捗と数字の自動集計現場ごとの日報や出面をまとめ、週次で見られる形にします。

AI社員に持たせる役割:経理・事務/秘書・アシスタント。AI社員は1体で、そこに役割を足していく形です。業務があるぶんだけ、あとから追加できます。

導入後の1日の流れ(モデル)

現場担当が打ち合わせの録音を所定の場所に置くと、AI社員が要点と宿題をまとめます。事務所では、AI社員が作った見積のドラフトを担当者が確認し、数量と単価を直して提出します。月末には、請求書の下書きと未入金の一覧が揃った状態で締め作業が始まります。

人が持ち続ける業務

AI社員が担うのは、情報の整理・たたき台の作成・一次対応の準備までです。次の業務は、導入後も人が持ちます。

  • 現地調査と数量・単価の確定
  • お客様・元請けとの交渉
  • 請求書の内容確認と送付の操作
  • 安全・品質に関わる判断

AI社員に任せる

  • 見積書のドラフト作成
  • 請求書の発行と入金の消し込み
  • 現場打ち合わせの議事録づくり
  • 進捗と数字の自動集計
ここに線を引く

人が持つ

  • 現地調査と数量・単価の確定
  • お客様・元請けとの交渉
  • 請求書の内容確認と送付の操作
  • 安全・品質に関わる判断
図:建設・工事での線引き。左側をAI社員に任せ、右側は導入後も人が持ち続ける
判断そのものを渡すのではなく、判断の材料を揃えるところまでを渡す。この線を最初に引くことで、導入後に「確認の手間が増えただけ」という状態を避けられます。

始め方

  1. 業務を書き出す:1週間の仕事を、くり返す業務と都度考える業務に分けます。
  2. 1業務に絞る:上の4つのうち、いちばん時間を取られているものを1つ選びます。
  3. 実データで動かす:御社の実際の資料でAI社員を動かし、出力を確認しながら手順を直します。
  4. 役割を足す:1業務が安定したら、次の業務を同じAI社員に足します。

サービス全体の内容と導入の流れは、AI社員派遣のページで説明しています。

※ このページの内容は、業種ごとの代表的な型(モデル事例)です。実際には御社の業務をうかがったうえで設計します。

ほかの業種のモデル事例

よくある質問

見積の精度はAIで大丈夫ですか?

AI社員が作るのはドラフトまでです。過去の見積の型に沿って項目を並べ、抜けを減らすことが役割で、数量と単価は現場を知る担当者が確定します。

現場の人がパソコンに不慣れでも使えますか?

現場側の操作は、録音や写真を決まった場所に置く、といった日常の延長に絞ります。AI社員の出力を確認するのは事務所側で行えます。

紙やExcelで管理している場合でも始められますか?

始められます。いまのExcelの書式に合わせて出力を揃えます。紙の書類は、読み取ってデータにするところから任せる設計にします。

※「AI社員」はサービス上の呼称です。労働者派遣法にもとづく人材派遣サービスではありません。対外への送信・公開・支払いは、すべて人が最終確認します。

建設・工事の業務で、どこから任せられるかを整理します

無料相談では、現在の業務をうかがい、AI社員に任せられる業務と人が持つべき業務の仕分けまで行います。サービス資料には、AI社員が担う工程と導入の進め方をまとめています。

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先に「自社の何を任せられるか」を確かめたい方は、シミュレーターをお使いください。業種と業務を選ぶだけで、任せられる業務の候補と削減できる時間が1分で出ます。

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横山 尚武

監修

横山 尚武株式会社PathForge 代表取締役 兼 COO

不動産営業、ベンチャー企業の事業営業部長を経て2020年に起業。自社の業務をAI社員で運用しながら、中小企業の業務整理とAI社員の企画・導入設計、導入後の運用支援を担当。

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