EC・D2CのAI社員
最初に任せる業務のモデル事例

ECの運営は、問い合わせ対応と制作が同時に押し寄せます。少人数で回している事業者ほど、どちらかが後回しになります。ここでは、対応と制作の両方にAI社員の手を足す型をまとめます。

EC・D2Cでよくある困りごと

  • 問い合わせとレビュー対応が回らない
    配送、返品、使い方。似た質問に1件ずつ返しています。
  • LP・クリエイティブの制作が追いつかない
    商品は増えるのに、ページとバナーを作る手が足りません。
  • 広告と売上の数字が見えていない
    複数の管理画面を見て回る時間がなく、判断が遅れます。

最初にAI社員へ任せる業務

いきなり全部を任せるのではなく、くり返しが多く、手順が決まっている業務から移します。EC・D2C事業者では、次の4つが入口になります。

任せる業務AI社員がやること
問い合わせへの一次回答の下書き過去の回答と規約をもとに下書きを作ります。送信は担当者が確認して行います。
LP・バナー・商品ページの制作商品情報から構成案と原稿、画像のたたき台を用意します。
SNS投稿の下書きストック商品やキャンペーンに合わせて下書きをためておきます。
売上と広告数値の自動集計複数の管理画面の数字を1つにまとめ、前週との差を添えます。

AI社員に持たせる役割:カスタマーサポート/クリエイティブ制作/経理・事務。AI社員は1体で、そこに役割を足していく形です。業務があるぶんだけ、あとから追加できます。

導入後の1日の流れ(モデル)

朝、前日の売上と広告の数字が1枚にまとまって届きます。問い合わせには返信の下書きが付いていて、担当者は確認して送ります。新商品の情報を渡すと、商品ページの構成案と原稿のたたき台が用意され、担当者は写真選びと表現の調整に時間を使えます。

人が持ち続ける業務

AI社員が担うのは、情報の整理・たたき台の作成・一次対応の準備までです。次の業務は、導入後も人が持ちます。

  • 商品企画・価格・販促の決定
  • 返金・交換など個別対応の判断
  • ページや広告の最終確認と公開の操作
  • 表現が法令や規約に沿っているかの確認

AI社員に任せる

  • 問い合わせへの一次回答の下書き
  • LP・バナー・商品ページの制作
  • SNS投稿の下書きストック
  • 売上と広告数値の自動集計
ここに線を引く

人が持つ

  • 商品企画・価格・販促の決定
  • 返金・交換など個別対応の判断
  • ページや広告の最終確認と公開の操作
  • 表現が法令や規約に沿っているかの確認
図:EC・D2Cでの線引き。左側をAI社員に任せ、右側は導入後も人が持ち続ける
判断そのものを渡すのではなく、判断の材料を揃えるところまでを渡す。この線を最初に引くことで、導入後に「確認の手間が増えただけ」という状態を避けられます。

始め方

  1. 業務を書き出す:1週間の仕事を、くり返す業務と都度考える業務に分けます。
  2. 1業務に絞る:上の4つのうち、いちばん時間を取られているものを1つ選びます。
  3. 実データで動かす:御社の実際の資料でAI社員を動かし、出力を確認しながら手順を直します。
  4. 役割を足す:1業務が安定したら、次の業務を同じAI社員に足します。

サービス全体の内容と導入の流れは、AI社員派遣のページで説明しています。

※ このページの内容は、業種ごとの代表的な型(モデル事例)です。実際には御社の業務をうかがったうえで設計します。

ほかの業種のモデル事例

よくある質問

広告や商品ページの表現は、法令の確認までしてくれますか?

AI社員には、使ってはいけない表現の一覧に沿って点検させることができます。ただし最終的に法令や規約に沿っているかの確認は、人が行う前提で設計します。

モールと自社サイトの両方を運営していても対応できますか?

対応できます。販路ごとの数字を同じ書式に揃えて集計し、問い合わせは販路ごとのルールに沿って下書きを分けます。

制作物の品質が心配です。

AI社員が作るのは、構成案・原稿・画像のたたき台までです。ブランドの方針と過去の制作物を読み込ませたうえで作り、仕上げと公開の判断は担当者が行います。

※「AI社員」はサービス上の呼称です。労働者派遣法にもとづく人材派遣サービスではありません。対外への送信・公開・支払いは、すべて人が最終確認します。

EC・D2Cの業務で、どこから任せられるかを整理します

無料相談では、現在の業務をうかがい、AI社員に任せられる業務と人が持つべき業務の仕分けまで行います。サービス資料には、AI社員が担う工程と導入の進め方をまとめています。

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先に「自社の何を任せられるか」を確かめたい方は、シミュレーターをお使いください。業種と業務を選ぶだけで、任せられる業務の候補と削減できる時間が1分で出ます。

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横山 尚武

監修

横山 尚武株式会社PathForge 代表取締役 兼 COO

不動産営業、ベンチャー企業の事業営業部長を経て2020年に起業。自社の業務をAI社員で運用しながら、中小企業の業務整理とAI社員の企画・導入設計、導入後の運用支援を担当。

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