士業(会計・税理士・社労士)のAI社員
最初に任せる業務のモデル事例

士業事務所の仕事には、毎月同じ時期に同じ作業が発生するという特徴があります。資料の回収、下準備、同じ質問への回答。ここでは、その定型部分をAI社員に寄せる型をまとめます。

士業(会計・税理士・社労士)でよくある困りごと

  • 顧問先からの資料回収に毎月追われる
    誰から何が届いていないかの確認と催促に、毎月かなりの時間を使います。
  • 記帳の下準備に人手がかかる
    届いた資料の仕分けや転記など、判断の要らない作業が職員の時間を占めます。
  • 同じ質問への回答に時間を使っている
    顧問先から届く質問の多くは、過去に答えたことのある内容です。

最初にAI社員へ任せる業務

いきなり全部を任せるのではなく、くり返しが多く、手順が決まっている業務から移します。士業事務所では、次の4つが入口になります。

任せる業務AI社員がやること
不足資料の一覧化と催促顧問先ごとに必要な資料と受領状況を突き合わせ、不足の一覧と催促文の下書きを作ります。
記帳データの下準備届いた資料を仕分け、入力しやすい形に整えます。仕訳の判断は職員が行います。
よくある質問への一次回答の下書き過去の回答をもとに下書きを用意します。回答の確定と送信は有資格者・担当者が行います。
顧問先ごとの月次レポート数字の推移と先月からの変化を、決まった書式でまとめます。

AI社員に持たせる役割:経理・事務/カスタマーサポート。AI社員は1体で、そこに役割を足していく形です。業務があるぶんだけ、あとから追加できます。

導入後の1日の流れ(モデル)

月初、AI社員が顧問先ごとの「届いていない資料」の一覧を担当者に渡し、催促文の下書きを添えます。資料が届くと仕分けて下準備を済ませ、職員は判断が要る部分から着手できます。顧問先からの質問には、過去の回答をもとにした下書きが用意され、担当者は確認と加筆に集中します。

人が持ち続ける業務

AI社員が担うのは、情報の整理・たたき台の作成・一次対応の準備までです。次の業務は、導入後も人が持ちます。

  • 税務・労務の判断と助言
  • 申告書・届出書の内容確定と提出
  • 顧問先への回答の確定と送信
  • 顧問先との面談・関係づくり

AI社員に任せる

  • 不足資料の一覧化と催促
  • 記帳データの下準備
  • よくある質問への一次回答の下書き
  • 顧問先ごとの月次レポート
ここに線を引く

人が持つ

  • 税務・労務の判断と助言
  • 申告書・届出書の内容確定と提出
  • 顧問先への回答の確定と送信
  • 顧問先との面談・関係づくり
図:士業(会計・税理士・社労士)での線引き。左側をAI社員に任せ、右側は導入後も人が持ち続ける
判断そのものを渡すのではなく、判断の材料を揃えるところまでを渡す。この線を最初に引くことで、導入後に「確認の手間が増えただけ」という状態を避けられます。

始め方

  1. 業務を書き出す:1週間の仕事を、くり返す業務と都度考える業務に分けます。
  2. 1業務に絞る:上の4つのうち、いちばん時間を取られているものを1つ選びます。
  3. 実データで動かす:御社の実際の資料でAI社員を動かし、出力を確認しながら手順を直します。
  4. 役割を足す:1業務が安定したら、次の業務を同じAI社員に足します。

サービス全体の内容と導入の流れは、AI社員派遣のページで説明しています。

※ このページの内容は、業種ごとの代表的な型(モデル事例)です。実際には御社の業務をうかがったうえで設計します。

ほかの業種のモデル事例

よくある質問

守秘義務のある情報をAIに扱わせて大丈夫ですか?

扱わせる情報の範囲を、設計の段階で権限として決めます。どのデータをどこに置き、AI社員がどこまで触れるかを構成図として文書化し、事務所の規程と照らして確認いただいたうえで構築します。

AIが税務判断をするのですか?

しません。AI社員が担うのは回収・仕分け・下書き・集計までです。判断と助言、提出の操作は有資格者が行います。

職員が数名の事務所でも導入できますか?

導入できます。繁忙期に作業が集中する事務所ほど、毎月くり返す定型部分を先に移す効果が出ます。まず資料回収の一覧化から始めるのが一般的です。

※「AI社員」はサービス上の呼称です。労働者派遣法にもとづく人材派遣サービスではありません。対外への送信・公開・支払いは、すべて人が最終確認します。

士業(会計・税理士・社労士)の業務で、どこから任せられるかを整理します

無料相談では、現在の業務をうかがい、AI社員に任せられる業務と人が持つべき業務の仕分けまで行います。サービス資料には、AI社員が担う工程と導入の進め方をまとめています。

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先に「自社の何を任せられるか」を確かめたい方は、シミュレーターをお使いください。業種と業務を選ぶだけで、任せられる業務の候補と削減できる時間が1分で出ます。

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横山 尚武

監修

横山 尚武株式会社PathForge 代表取締役 兼 COO

不動産営業、ベンチャー企業の事業営業部長を経て2020年に起業。自社の業務をAI社員で運用しながら、中小企業の業務整理とAI社員の企画・導入設計、導入後の運用支援を担当。

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